営業転職のミカタ

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転職するか悩んでいる方へ

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こんにちは、転職のミカタライターの佐藤です。
今日は「転職する意味」についてお話したいと思います。

人はなぜ転職をするのか

このブログを読んでいる方は、転職活動中だったり、転職しようか悩んでいるという方が多いのではないでしょうか?
人が転職をするときの動機は、大きく分けて3パターンです。

 

  1. 他にやりたい仕事がある

    ・今の仕事が合っていないと感じる
    ・この仕事をずっとやり続けるのか?

  2. 待遇を改善したい

    ・残業が多い
    ・休みが少ない
    ・給料が少ない

  3. 将来に不安がある

    ・会社(業界)の先行きが不安
    ・手に職をつけたい(専門知識、技術)

あくまで大きく分けた例なので、これ以外の理由もたくさんあると思います。

転職を考えるときにこれらの理由を整理せずに漠然とやってしまうと、転職の方向性が決まらず面接での返答に困ってしまったり、仮に転職が決まっても自分の思い描いていた転職先と違ったり。転職の失敗を招いてしまいます。

まずは自分がなぜ転職をしたいのか転職をしないといけないのか。転職する前にしっかり考えてみてください。

仕事が死ぬほどつらい人はすぐにやめたらいい

最近電通の過労死認定が話題になっていますね。

www.sankei.com

私も以前の職場で残業月150時間くらいやっていましたが、1年未満で退職しました。実際、仕事のために死ぬ必要なんてないですから。仕事がつらいなら辞めればいいと思います。命あっての人生ですし。
巷には「最低3年は続けろ」とか「次の仕事を見つけてからやめろ」とか言ってる人が多くいますが、そんな必要は一切ないです。ではなぜそう言う人がいるのか?十中八九こう言います。

「転職で不利になるから」「続けてみないと本質が分からない」

転職で不利になることは確かに事実です。でも死んだら転職できますか?うつ病になって働けますか?

上の方は新卒で電通に入社して、半年間の試用期間が過ぎて激務になったそうです。それからたった3ヶ月で自殺に至っています。どこのブラック企業でもそうですが、同じ業務をこなしてピンピンしている人も実際います。でもよく考えてみてください。

◎勉強ができる人、できない人。
◎運動ができる人、できない人。
◎ストレスに強い人、強くない人。

そう、何事も個人差があるんです。

だから「同期が頑張っているから」とか「みんなつらい中頑張っている」そんなの関係ないと思います。

終電が無くなるまで仕事して、家にも仕事を持ち帰って。休みは週1日あるかないか。あっても爆睡で一日潰れてしまう。そんな状況で働きながら転職活動できるわけないですよね。そんな超ブラック企業で働いたことのない人が言ってるから聞く必要はない。退職して転職活動に力を入れましょう。
もちろん、有給消化して辞められる人、働きながら時間が取れる人は在職中に並行して転職活動をした方がいいことは言うまでもありません。

ブラック企業=悪

これは紛れもない事実ですが、私が初めて正社員で働いた会社は“超”がつくブラック企業で、そこで営業のイロハを学びました。それは、前職の大手人材エージェントなんかより断然勉強になりました。それにブラック企業でも短期間で成果を出したから、学歴も職歴も悪い私が大手に拾われました。だからすべてを否定することはできません。
ブラック企業で働いている方も、思いがけずブラック企業に入ってしまった方も、その経験を活かして次に行けばいいのです。

まとめ

死ぬくらいなら辞めたらいい。
そして、死ぬところまでいってる人はそんな当たり前のことがわからない状態になっているので、そうなる前に転職を考えてください。今よりましな環境なんていくらでもあります。

そして、働きながら転職活動ができないという方。辞めてから転職活動したらいいんです。離職期間があるからマイナス評価?採用した方が現職中で採用後すぐに働き始めてくれなくて嘆いてる採用担当なんていくらでもいます。退職済みですぐに来てほしい企業なんていくらでもあります。

自殺したり、精神病むくらいならすぐに退職してください。