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求人の探し方5パターンとは?それぞれのメリット・デメリットを解説

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※2019.10.31 ブランド名変更に伴い、記事内の「DODA」を「doda」へ修正いたしました。

 

こんにちは、転職のミカタライターの佐藤です。
本日は、求人の探し方についてお伝えします。すでに転職活動中の方は、ご存知のものも多いかもしれませんが、初めて転職をするという方はぜひ参考にしてください!

求人の探し方は主に5つです。

1.ハローワーク

2.ネット媒体

3.紙媒体

4.人材紹介(転職エージェント)

5.縁故

それぞれの特徴を説明していきます。

1.ハローワーク

母「あんた家でゴロゴロしてないでハロワ行きなさい!」

テレビドラマか分からないですが、ニートの息子がそんなこと言われてるイメージありますよね?(笑)仕事を探すというとまずハローワークを思い浮かべるという方も多いのではないでしょうか。
正式名称は「公共職業安定所」と言って、国民に安定した雇用機会を確保することを目的として国(厚生労働省)が運営する施設です。

ハローワークの使い方は以下の通りです。
1、求職者登録
受付で職安求職者申込書をもらって記入します(履歴書のようなもの)。完成したら受付で登録をお願いします。
2、求人検索
求職者登録が終わったらいよいよ求人検索です。受付で番号札をもらって求人検索用の専用PCで検索します。タッチパネル式で初めて使う人でも分かりやすい仕様になっています。
3、応募
気になるの求人が見つかったら応募します。求人画面に「印刷」というボタンがあるので、印刷します(一度に5枚まで可能)。窓口に行ってカウンセラーに相談します。そして応募意思があればカウンセラーから企業側に連絡を入れてもらいます。そこで、面接日を調整してもらい、ハローワークからもらった紹介状を持って面接へGO!
※すでに採用が充足して応募できないケースもあります。
※事前に書類選考で履歴書や紹介状を郵送するケースもあります。

ハローワークのメリット
・業種、職種問わず様々な求人がある
・カウンセラーに相談しながら進められる

ハローワークのデメリット
・企業のイメージがしづらい(企業の写真や社員インタビューなどが無いため)
・応募しようとしたら募集が終わっていることがある(空求人等)※あくまで他の手段に比べて多いという意味

2.インターネット媒体

今や定番となっている求人の探し方です。リクルートマイナビなど各社が運営している媒体です。(ハローワークにもインターネット検索サービスあり)サイトによってある職種に特化していたり、女性採用に特化していたり、求人掲載数が違ったりと特徴があります。それぞれの使い方は後日記事にしますが、営業系の求人検索なら大手サイトが間違いないです。

主なサイトは以下の通りです。
リクナビNEXT(運営:株式会社リクルートキャリア)
http://next.rikunabi.com/

マイナビ転職(運営:株式会社マイナビ
http://tenshoku.mynavi.jp/

doda(パーソルキャリア株式会社※旧インテリジェンス)
https://doda.jp/

◎エン転職(エン・ジャパン株式会社)
https://employment.en-japan.com/

とりあえずこの4サイトをチェックしておけば間違いないです。すべて総合サイトで、営業職以外の求人も検索できます。リクナビマイナビなどは新卒のときに利用された方も多いのではないでしょうか。求人数、会員数、企業規模などを見てもも上位4社はしばらく不動だと思います。

女性に特化したサイトは以下の通りです。
とらばーゆ(株式会社リクルートジョブズ
https://toranet.jp/

◎女の転職(株式会社キャリアデザインセンター)
http://woman.type.jp/

インターネット媒体のメリット
・求人を探すならまずはインターネット!
・パソコンからはもちろんスマホで外出先でも簡単検索
・求人内容のボリュームが多いので企業のイメージがしやすい
・各サイトで会員登録しておけば数クリックで簡単応募可能

インターネット媒体のデメリット
・人気求人にはかなりの応募が集まるので採用難易度が高くなる(簡単に応募できるようになった弊害でもある)

3.紙媒体

インターネットの普及前まで一般的だった紙の媒体。今でも一部業界や職種、エリアによっては人気もあります。

大きく分けると以下の通りです。
◎フリーペーパー
タウンワークジョブアイデムなど(地方ごとに地元密着の情報誌もある)
◎新聞折込広告、紙面上広告
折込はアイデム、クリエイトなどが有名。各新聞社ごとに広告欄あり。
◎有料求人誌
一昔前はコンビニなどで数百円で購入できる求人誌もいろいろありましたが、今はほとんど無くなっています。

どんな業界や職種で人気があるのか

フリーペーパー・・・ガテン系(土木・建築・ドライバー等)、飲食店
新聞折込・・・主婦層に応募してほしい仕事(掃除・クリーニング店・介護施設等)

紙媒体のメリット
・地元(家の近所)の求人を探しやすい
・インターネット広告は掲載期間が終わると見られなくなるが、紙の場合は残しておける(時間が経っても電話してみたら募集している可能性も・・・)

紙媒体のデメリット
・求人数が少ない(年々減少傾向、廃刊も多い)
・職種や業種に偏りがある(営業系はかなり少ない)

どちらかというとアルバイト系の方がまだニーズはあります。

営業職で探すならチェックする必要はありません。 

4.人材紹介(転職エージェント)

利用したことのない方にはすごく分かりにくいかもしれませんが、簡単に言うとハローワークの民間企業版というイメージです。

人材紹介(転職エージェント)の使い方
1、各サイトから利用登録
2、キャリアコンサルタント(アドバイザー)と面談(キャリアや希望を伝える)
3、コンサルタントから希望に沿った求人を紹介してもらう
4、気になる求人に応募する
5、面接日の調整から面接の対策まで担当のコンサルタントと一緒に入社まで進めます。

人材紹介(転職エージェント)のメリット
・すべて無料で利用できる
・担当コンサルタントがつき、相談しながら進められる
・転職の方向性が決まっていなくてもアドバイスしてくれる
・面接の対策や履歴書の添削なども無料
人材紹介(転職エージェント)のデメリット
・採用難易度が上がる
・高卒、職歴なしなどキャリアが悪いと紹介してもらえない可能性あり
※企業はエージェントに選考基準を伝えて、エージェントが選考の窓口となっているので、選考基準に乗っていない人は企業に推薦できない。要は(悪い意味ではなく)応募しても受かる可能性が無いところは紹介しないということです。

人気の人材紹介会社(転職エージェント)
マイナビエージェント
リクルートエージェント
dodaエージェントサービス
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5.縁故

友人・知人からの紹介やコネ。営業なら取引先から誘われたりするケースも。
一番のメリットは紹介者と知り合いなので、リアルな会社情報が聞けたりすること。取引先でもどのような営業をしているか、どんな人が働いているか事前に分かります。

しかし、大きなデメリットがあります。
それは退職しにくいこと。紹介または誘ってもらっている以上、簡単に辞めにくい雰囲気になることもあります。

まとめ

文字数の関係でかなり簡易的な内容になっていますが、大きな分類ではこんな感じです。インターネット媒体や転職エージェントについては、もっと深いところを別記事でまとめたいと考えています。

★まずは、一番主流のインターネットで大手サイトを使ってみよう。
★転職エージェントは、上手く使えばかなりいいサービス。
ハローワークは、様々な求人があるのでお宝求人に巡り合えるかも。
★営業で求人を探すなら紙媒体はスルー。

 

最後までお読みいただきありがとうございます。
ご意見、ご感想お待ちしております。